TVはほとんど見ないのだが、
「月曜から夜ふかし」
は毎週欠かさず見ている。

あの番組に出てくる街の人々って、
あれ、ヤラセかもしれないんだけれど
仮に本当にああいう人たちがいるとして、

彼らを見ていると
ものすごーーく元気が出るわ。

一般的に見ると
不幸だったりマイナスに見えることでも
そこに深刻さを入れないでネタにして楽しんじゃっても
いいんだなって思えるから。

でも、私の周りにはいないんですけど（笑）

*

昨日、ある方とお会いして聞いた話。
彼女（A子さんと呼ぶ）は週1でバーに勤めているのだが
そこのマスターとただならぬ関係で、
ただしAさんは現在、事情があって禁欲生活中なので、
まだセックスにまでは到っていない。
というか挿入寸前まではしているが。
A子さんには仲良しの友人がいて(B子さん)
よくバーへ来てくれるのだが、
ある日、B子さんから告白されたのが
「マスターと寝た」
ということだった。
A子さんはもちろんそのマスターと挿入寸前の関係とは言っていない。
しかしB子さんはそのマスターではなく別のバーの客Cくんと接近、
先日、晴れて事をいたしたと。
A子さんはマスターに情がうつってきたので
そろそろ封印していたものを解禁しようと思った矢先に
マスターに新しい女D子さんという彼女ができたそうだ。
D子さんもバーのお客さん。

想像してみよう。
カウンターの中にマスターとA子さんがいて、
目の前にB子さん、Cくん、D子さんが座っている図を。

なんかすごいわ・・・。

わたしはその話を聞いて、映像を想像しながら
なんか、こう、ドラマになりそうな話って
実際に起こってるんだなぁ、
そして、
私の周りでは全くないなぁ、としみじみ考えていた。

先の夜ふかしの街の人たちもそうだけれど、
なぜ私の周りにはいないのだ、そういう人たちが。
友達の友達レベルでも、ない（多分）。


その後、A子さんはマスターにD子さんができたことで
セックスできない悶々を抱え、
どうしたかというと
昔のセフレに連絡をして久々にいたしたそうだ。
（いたした、と書いたがここにもあれこれ問題が起こったのだが
今回は割愛）


こういうのも、ない。
わたしはもちろんだけれど、周りも、ない。

性を含めたあらゆる事象において
個人個人の観念ややり方があるわけで、
結局、類は友を呼ぶ、ということで
自由な人の周りには自由な人たちが集まり
わたしのような
無難な人間にはそういう無難仲間が集まってくるのだろうか。

や、無難が悪いのではないのはわかっている。
便宜上、そういう言葉を使っただけ。

昨日、話を聞きながら
（夜ふかしを見ていても思ったように）
わたし、もっと、色んなことに対して制限を外しても
いいんじゃないの？って思ったのだった。
ハチャメチャしようっていうのでは決してないけれど、
「これはこういうものだ」という壁から
ちょっとはみ出してみてもいいのではないか、と思った。
やったことないこと、やってみよう。
苦手だったものを、ちゃんと見てみよう。

かな。

ってね。
思ったの、昨日は。


思うよ、ね？？ポチ。

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